2016年2月26日
株式会社ワイズアライアンス
株式会社ワイズアライアンス(本社:東京都千代田区、代表取締役:手塚佳彦、以下当社)は、支援先であるクラウド請求管理サービス「Misoca (ミソカ)」を開発・運営する株式会社Misoca(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:豊吉隆一郎、以下Misoca)が、2016年2月26日付で弥生株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:岡本浩一郎)による株式の100%取得を通じ、弥生のグループ会社となったことを発表いたします。
Misocaは、見積書・納品書・請求書の作成、配信・発行などをクラウド上で管理するサービス「Misoca」を2011年11月より展開しています。シンプルでわかりやすいインターフェースや、請求書を1通からオンラインで送付できる利便性からフリーランスや中小企業を中心に好評を得ており、2016年2月現在までにインキュベイトファンド、SMBCベンチャーキャピタル、エンジェル投資家等からの累計1億円以上の資金調達、ならびに、88,000以上の登録事業者の獲得を実現し、FinTechの成長企業として注目されています。
当社はMisocaを有望スタートアップとして、創業間もない2012年10月(*1)よりスタートアップ支援事業を通じ支援してまいりましたが、今回の株式取得によって当社とMisocaがマイルストーンとしておりましたステップへと到達致しましたため、2016年2月をもちまして当社のMisocaに対する支援も終了となります。
支援開始時には創業者2名のみのスタートアップであったMisocaが、わずか3年4ヶ月でクラウド請求管理サービスとして登録事業者数No.1(*2)の規模へと成長し、会計ソフト利用者数No.1(*3)である弥生株式会社よりグループ会社入りのオファーを受けられたことを支援者として大変嬉しく思います。
Misocaが弥生グループの一員として、今後も会計業界にさらなるイノベーションを起こしていくことを祈念しております。
株式会社Misoca 代表取締役 豊吉隆一郎 氏からのコメント
「事業計画って何のために必要なんだろう」「ベンチャーキャピタルから調達ってどうやってやるんだろう?」というレベルの我々を最初の資金調達から今回の弥生のグループ入りまで導いてくれたのがワイズアライアンスの手塚さんでした。
よく覚えているのは、事業の魅力や将来性を他者に正しく伝えるための事業計画を何時間も一緒に議論したことや、名古屋に拠点をおき東京に知り合いのいない我々にベンチャーキャピタルや他のスタートアップを紹介しながら、ほとんど創業メンバーの一人として事業を支援してもらったことです。
「アドバイザー」というと受身なイメージが私にはありますが、手塚さんは「将来こうなるといいと思うんだけど」と勝手に事業計画を作ってしまったり、「誰々に会ってみたほうがいいよ」「イベント前に一回ミーティングしようか」「それは違うよ」などと能動的に関与してくれるやり方だったのが、プロダクトを作る以外になにをしたらいいかわからない我々にはすごくマッチしたと思います。
今後ワイズアライアンスからの支援がなくなるのは寂しいですしまだ信じられない気持ちです。我々の空いた席を使って、以前の我々のような地方で人脈なし、経験なしのチームが、ワイズアライアンスの支援で加速していってくれればなと思います。
株式会社Misoca 代表取締役 豊吉隆一郎
*1 当社設立前の2012年10月~2013年9月は当社代表である手塚佳彦による支援
*2 主要クラウド請求管理サービスの公開情報をもとにMisoca調べ
*3 BCN AWARD 2016 業務ソフト部門(17年連続)、申告ソフト部門(12年連続)受賞
株式会社 Misoca
本社:愛知県名古屋市東区泉 1-11-6 ミソカビル2F
設立:2011年6月2日
資本金:64,167 千円
代表者:代表取締役 豊吉隆一郎
URL:https://info.misoca.jp/
URL:https://www.misoca.jp
株式会社ワイズアライアンス
所在地:東京都千代田区内幸町2-2-2 富国生命ビル23階
設立:2013年10月21日
資本金:7,000千円
代表者:代表取締役 手塚佳彦
URL: https://wise-alliance.co.jp/